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National Galleryのガイドツアー

一度行ってみたかった「National Gallery」のガイドツアー。毎日2回、午前11:30と午後2:30開始で約60分の無料ガイドツアー(英語)が行われています。NYのメトロポリタン美術館でも、こういうガイドツアーが開催されていたのですが、これがまたとても興味深くて、何度も通っていました。

National Gallery Guide Tour
集合場所:Sainsbury Wing Information Desk
IMG_7073.jpg


時間になると集合場所にガイドさんがやってきてツアーが始まります。この日はおよそ30人ほどのグループでした。

1. The Virgin and Child with Saints Jerome and Dominic 1485年
イタリア人画家 Flippino Lippi

この頃の宗教画は人々が集まる教会などの壁に飾られていたため、マリアや聖者の背景の風景画は人々の親近感を得るため、現実に近い様子が描かれていたそうです。マリアを三角形の頂点とするを真ん中のに配置し、両側に聖者を配置して、バランスのよい構造になっているそう。向かって左側の聖ジェロームは黒い石を手に持っているが、この石はよこしまな考えを持っていることを暗喩しているらしい。向かって右側の聖ドミニクは、キリスト教における無償の愛を表現していて、彼の背景に病院が描くことによって、その意味を深めているとのこと。

宗教画の知識はゼロですが、少しでもこういう細かい説明を聞くと興味深い。

2. An Allegory with Venus and Cupid 1545年
Bronzino作

全面のヴィーナスとヴィーナスの息子のキューピッドと、背景の体が蛇の女の子や青い布の上から覆いかぶさるようにしている男性の二つの異なるシーンが描かれているそう。ヴィーナスは一番美しい女性のシンボルである金のリンゴを手に持ち、右側の子供がヴィーナスのもう1つのシンボルであるバラをつかんでいる。前面が愛、喜びなどを象徴することが描かれているのに対し、影の背景にはねたみ、愚かさなど相対することが描かれているそう。

3. Queen Charlotte 1789年
Sir Thomas Lawrence作

画家が若干20歳のときの作品。シャーロット王妃ジョージ3世の奥様。前年の秋に描きはじめた絵は1789年の春に完成した。シャーロット王妃はこの絵を気に入らなかったため、作家自身の手元にあったそう。シャーロット王妃の北ドイツの親戚に販売しようとしたが、絵の装飾彫刻に払うお金がなかったため売れず、そのため現在もイギリス国内に残っている作品なんだそう。

4. Samson and Delilah 1609年
ルーベンス

旧約聖書の中にある怪力で有名なサムソンとデリラという彼が愛した女性の物語。イスラエルを治めていたサムソンは、頭にかみそりをあてて髪を切ってしまうと力がなくなるという秘密があったが、これをデリラという女性を使って、サムソンを落としいれ、彼の弱点である髪を切ろうとしているシーンを描いているそう。
この話、日本語Wikiにもちゃんと説明されています。→このページ

私には馴染みが薄い絵画ばかりでしたが、ガイドさんによって説明する絵画が異なるはずなので、また今度時間があるときに参加してみようと思います。1時間で4枚の絵画をじっくり説明。なかなかこういう機会もないでしょう。

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プロフィール

けこ

Author:けこ
10数年の東京での社会人生活の後、旦那さんの転勤で2009年3月~2011年1月までニューヨーク、2011年1月から今度はロンドンに住むことになりました。NYで始めたブログをそのまま引き継いで、今度はロンドンでの生活を、個人的な視点で書き綴ります。

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